昭和38年10月にダムウェーター・エレベーターから始まり、現在では、原子力関連機器、立体駐車場自動ドア装置・各種自動ドア・バイオトイレ・キャンピングカー用部品・福祉機器、福祉住宅など幅広く多種多様な製品の設計から制作、据付・保守までを一貫して行っております。
創業 : 昭和38年10月8日
資本金 : 1,000万円
所在地 : 〒319-1112 茨城県那珂郡東海村村松405
電話 : 029-282-3535
代表取締役: 小野 洋伸
年号 | 2000年~(平成12年) |
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開発装置の名称 | ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)によるガン手術台の頭部位置決め装置 |
納入先 | 日本原子力研究開発機構(東海研究開発センター) |
共同研究事業所 | 自社開発 |
主な開発内容 | BNCTではガン細胞だけに取り込まれるホウ素化合物を体内に注入しホウ素濃度を高くし熱中性子を照射する。この時、頭部の腫瘍ガン細胞に照射するために使用する頭部位置決め装置を開発した。 |
年号 | 2002年~(平成14年) |
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開発装置の名称 | 放射線グラフト重合による各種商品の開発 |
納入先 | 日本原子力研究開発機構(東海研究開発センター) |
共同研究事業所 | 日本原子力研究開発機構(高崎量子応用研究所) (株)環境浄化研究所 |
主な開発内容 | 高崎事務所が開発したグラフト重合の素材を利用してウィルスの感染を防止するマスクを開発し、主要銀行及び原研に納入。また、瞬間的に悪臭を吸着する消臭剤をスプレー缶にして、剣道メーカーの松勘工業(株)に納入中 |
年号 | 2003年~(平成15年) |
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開発装置の名称 | 業務用バイオトイレの開発 |
納入先 |
東京電力(柏崎刈羽発電所)東京電力(東京・東通)
東京電力(福島発電所) 東京電力(女川発電所)他 |
共同研究事業所 | 茨城県工業技術センター 日本微生物(株) |
主な開発内容 | 発電所内の特殊管理区域では放射物を焼却していた。この対策として、微生物による消滅型バイオトイレを開発し、各発電所に約70基納入した。菌体については、日本微生物(株)と開発した。また、グラフト重合による消臭フィルターを消臭器に採用した。 |
備考 | 平成16年度茨城県工業技術奨励賞を受賞 |
年号 | 2004年~(平成16年) |
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開発装置の名称 | 血管造影器用X線遮蔽装置試作機の着手 |
納入先 | 筑波大学陽子線利用研究開発センター |
共同研究事業所 |
筑波大学 茨城県工業技術センター 虎の門病院神経血管内治療科 放射線医学総合研究所 |
主な開発内容 | 頭部血管造影装置(X線診断装置)による水晶被ばくを低滅するため、装置に取付け可能なX線遮蔽装置の開発。 研究開発以来約九年、今秋より虎の門病院にて最終の基礎実験に着手予定。また、島津製作所とも研究開始。国際特許取得。 |
備考 |
平成24年つくばサイエンスアカデミー賞受賞。 平成25年度筑波大学提出の論文が島津賞受賞。 |
年号 | 2007年~(平成19年) |
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開発装置の名称 | 原子炉プールライニング肉厚調査用の非破壊検査装置の開発 |
納入先 | 日本原子力研究開発機構(東海研究開発センター) |
共同研究事業所 | 茨城県工業技術センター |
主な開発内容 | 超音波探傷器を搭載した水中ロボットを実験用原子炉プール内に入れ、画像処理によるロボット位置制御を操作し、プール内ライニング損傷箇所を診断する非破壊検査装置の開発。2013年更に装置全体の製作を原研より依頼を受け、進行中。 |
年号 | 2008年(平成20年) |
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開発装置の名称 | 放射線環境下の監視用カメラ装置の開発 |
納入先 | 日本原子力研究開発機構(青森事務所) |
共同研究事業所 | 自社開発 |
主な開発内容 | 放射性物質を取り扱うホットセル内を180°監視可能な超広角レンズを使用した監視用カメラ装置の開発。カメラアセンブリは、ホットセルの生体遮蔽重コンクリート壁に取り付け可能。但し、カメラ部は壁外とし、放射線劣化より回数連続使用可能とした。 |
年号 | 2012年(平成24年) |
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開発装置の名称 | 中性子水分計(水処伝)用の水分計測装置の開発 |
納入先 | (株)日立パワーソリューションズ |
共同研究事業所 | 茨城工業技術センター 千葉工業大学(移動ロボット研究所) (株)三菱化学 |
主な開発内容 | 中性子源より取出された高速中性子が水分により減速し、熱中性子化することを利用したコンビナート保温配管の外道腐食診断装置。この線源部と検出器を収納し、シャッター機構付の装置開発。今秋、水分計をロボットに搭載し、配管を走行し、腐食部を計測する。 |
備考 | 平成24年度より産学官復興支援事業に採択。 |
年号 | 2013年(平成25年) |
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開発装置の名称 | 環境試料中ストロンチウム-90分析用自動システム装置の開発 |
納入先 | 日本原子力研究開発機構(東海研究開発センター) |
共同研究事業所 | 日本原子力研究開発機構(東海研究開発センター) |
主な開発内容 | 東京電力福島発電所事故以後、汚染された放射性物質濃度の計測が急務である。とりわけストロンチウム-90の計測が遅れている。測定機関の短縮を図るため、自動分析装置の開発を原研と着手した。試料の前処理~分析~測定までの自動化を開発中。 |
備考 | 平成24年度より産学官復興業支援事業に採択。 |